私たちの想い
今、子どもたちに必要なのは、何よりも大人の愛情のこもった生の語り声です。
私たちはシュタイナー教育の源泉である人間学アントロポゾフィーに基づいた朗読法に
則って、子どもたちにお話を語り続けています。
私たち大人自身の健やかな息づかい、健やかなこころもちから、
ことばを紡ぎだすことによって、
子どものこころのなかに豊かな想像力、ファンタジーを育み、
また、子どもの息づかいをも健やかにします。
喜びをもって耳を澄ましながらお話を聴く子どもたちの瞳の輝きを見ることが、
私たちの何よりの喜びであり、励みでもあります。
幼児期にお話をたっぷり聴くことができた子どもたちは、
それを語ってくれた大人の愛情とともに、
お話に秘められた人生の叡智をたずさえて成長していきます。
そのようなお話に秘められた愛情と叡智こそが、生きる力となっていきます。
ひとりでも多くの子どもたちにお話を聴いてもらいたい。
そして、ひとりでも多くの大人が、生きた語り手、語り部となって
子どもたちにお話を語ってあげることができたならば、
このような不安に満ちた社会のなかで生きていく子どもたちに、
どれほど強く生き抜いてゆく力を与えることができるでしょう。

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